Profile
田代計画設計工房
田代 敦久 -Atsuhisa Tashiro-
さそり座 A型

なにより食べることが好き。和・仏・伊・ 中華・エスニック等
おいしいものならなんでも。

年に数回の海外・国内旅行の目的は ほとんど食べること。
又同じくらい体を動かすことが好き。日常的にスイミングをしているが、
他にスキー・自転車も。

Personal hobby
カーレースに年に数回参加。
レース参加車はスーパーセブン。

あとは英会話とお茶(表千家)を永く 続けてはいるが身に付いているかは、はなはだ疑問。
英会話は、色々な職種の友人が集まって、週一度事務所で。
ネイティブの講師を招いている。
原則英語で会話だが、授業後のビールタイムは楽しいひととき。
Super 7 -スタイルにほれる-

スーパーセブンの記事(写真)が最初に頭にガツンと来たのは、 今から20年位前のことでしょうか。その時の印象が「なんて美しい車なんだろう」だったのを良く覚えています。たいていのセブンフリークは スペックやパフォーマンスから入ると思うのですが、私の場合はその形態でした。

「形態は機能に従う」という初期モダニズムの教文の様な言葉がありますが、まさにその言葉を車で形にしたスタイルに私はすっかりのぼせ上がってしまいました。片思いのまま数年。その間に随分と自動車雑誌からセブンの記事やカタログは集めましたが、なぜか実車にふれてみようという気にはなりませんでした。といってもそれは私のクセで他の車を手に入れる時でも同じ傾向があります。いや車だけではなく例えば初めて聞くCDを買う時でも試聴をして買うなんてことはけっしてなく、買って家に持ち帰りさてオーディオにのせて出てくるその最初の音(声)に感激したいという気持がある訳です。もちろんがっかりすることも当然あるのですが、それは自分の眼力がなかったか、運が悪かったとあきらめられるサッパリした性格も下地にあるかもれません。というわけで約12年前に最初のセブン、コスワースBDR 4VALUE 150HPを手に入れた時もわが家にセブンが到着するまで動かすことはおろか座席に座ったことさえありませんでした。しかし思っていた通りの狭いシートに腰をおろしシートベルトを締め上げてキーををひねった瞬間の感激は忘れることはないでしょう。つまり大正解だったわけです。

■快楽と苦痛■
それからはそれまでのどんな車にもなかった快楽と苦痛をセブンで味わうことが出来ました。 快楽が大きい分苦痛も大きいというかその逆なのか、ともかくこれ程乗り手の感情に与える振幅の大きな車は他にはないでしょう。

極く一部のスポーツカーを除くと(それとてセブンの比ではないが)何万何千とある乗用車にはおもしろくもおかしくもない全く乗り手の人生そのもの(失礼)といった車の中にあってセブンの存在はこの時代では奇跡といえるでしょう。そしてこの先いつまで生き延びられるのか、とても気になるところです。

私の仕事は建築の設計ですが、設計事務所に設計を依頼して住宅をつくる人は全体の1%以下です。つまり“住い”にとてもこだわるごく一部の人のみが私たちの門をたたくのですが、逆にこの様に不況で着工軒数が減っている時でも以外と設計事務所を迎れる人の数は変らないものなのです。

セブンがこの先生き残る為には実はセブンの数を今よりあまり増さないという一見逆のロジックが成り立つ気がしています。それを考えると一般の人に判断のつかない“セブンもどき”が増えてより“快楽”を求めるセブン乗りをあちこちで見かけるとどうしてもいらだちに似た感情を押え切れません。

正直ボクスホールに替えてからはあまり公道を走る機会は減りました。しかし一度公道へ出るからには最初の感動を忘れることなく正しいセブン乗りでいたいと考えています。

S.O.C.J. ニュースから
■カーレースの魅力■
日常生活において 緊張のあまり喉がカラカラになるという経験はそうザラにはない。しかしレースのシグナルが点滅し始める前の数分間はそんな貴重? な時間を毎回体験することになる。大袈裟にいえば死と面と向うことになる十数分の始まりである。私の参加しているレースはスプリントのせいぜい15分程度のものであるがその時間の密度の濃さは何にも替えがたい。むろん参加する以上は常に上をめざしたいがここ数年の忙しさは私から海外旅行とレースの練習時間をうばい、参加する事に意義を見い出す有様である。それどころか毎回の参戦すらおぼつかない昨今だが何とか続けていきたいと考えている

田代 敦久
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