前橋荒牧の家
■現代的土間のある家■

この住宅は車好きのご主人と素敵な奥様そして大学生を筆頭に3人のお子様の為の住宅である。
住宅地ではあったが周辺が少々人の出入りの多い場所がらで道路に対しては建物を閉鎖的な形としている。しかし道路との充分な空きとそこにつくられた植樹帯によって道行く人にとってもここちの良い環境を提供できたと思っている。当然道路境界線上に塀状のものは存在しない。
この様に自分の建物が周辺の環境を形づくっている要素なのだという意識は日本人に大きく欠けたコモンセンスのひとつで自分の家をどうつくろうが勝手だという気持は変えなければいけないと思う。

玄関脇につくられた応接室兼音楽を楽しむ部屋。建物正面にあたる部分である。下足のまま使用する為来客に気軽に使ってもらえる。
正面に大きな窓がないので周囲に気がねなく音楽が楽しめる。ピアノもこの部屋に。但し全く窓がないわけではなく写真左手前の中庭に面してあかり取りと通風を兼ねた開口部がある

天井の変化が空間に動きを与えている。トップライトと共に右手の光庭からの光も効果的である。

トップライトからの光が一枚一枚手づくりされた味わい深いタイル面にふりそそぎ陰影ある壁面をつくり出している。

同じリヴィングルームでも、紙障子を有効に使えば優しい落ち着いた空間に変化させることが出来る。紙障子は必要ない時は壁の内へ収納できる。
光庭に面した1階の風呂。大きな開口部により光庭と視覚的に一体化させている。もちろん外部からは見えない。
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田代 敦久
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